パネルスクリーン|2種類の取り付け方と間仕切りの活用

パネルカーテン

パネルスクリーンとは?

パネルスクリーンは、フラットなパネル形状のスタイルで、左右にスライドさせて開閉します。

カーテンやロールスクリーンと同じ素材で作れるので、同じ柄や色違いで揃えたいときにも、統一感のあるコーディネートができます。

パネルスクリーンは、窓の横幅に対して2枚~6枚のパネルで仕上げるのが一般的ですが、1枚あたりの大きさは約30cm~80cmになります。

そのため、パネルを全開した際には窓を塞ぐ面積が大きくなってしまうのが唯一のデメリットだといえます。

なので窓の両端に家具や扉などの障害物がなければ、できるだけパネルが納まるスペースを壁ぎわに広く確保するのが望ましいでしょう。

パネルスクリーンは窓の他にも、空間の間仕切りや、収納家具の目隠しなどにも活用されています。

リビング続きの和室にも

和室の窓にも合うのが、パネルスクリーンです。

最近多くみられるリビング続きの和室や畳コーナーですが、ひとつの空間なので間仕切りたいという方も少なくないのではないでしょうか?

そんな時でも、パネルスクリーンは活躍します。

洋風のリビングから畳の空間へと続く動線をパネルで仕切るという考え方ですが、大きな特徴のひとつは襖のような演出もできるという点です。

パネルの柄や素材の選び方次第で、洋にも和にも溶け込みやすく、モダンな空間をアピールできます。

さらに、薄地の素材や大きな柄をメインにすると、光を受けたときの美しさが際立つのもパネルスクリーンの魅力です。

和室の窓に合うカーテンスタイルについて興味のある方は、こちらの記事を参考にして下さい。

パネルスクリーンの取り付け方

パネルスクリーンには、2種類の製作スタイルがあり、それぞれ窓に取付ける場合の設置方法が異なります。

パネルカーテン

①マジックテープで取付ける

パネルカーテン マジックテープ付

パネルスクリーンの1つ目の取り付け方は、マジックテープでパネルを設置する方法です。

まず専用のレールを取り付けた後、パネルの裏側に付いているマジックテープを、レール側のマジックテープに張り合わせて取り付けます。

パネルカーテン 操作バトン

操作バトンを使って複数のパネルでも一度の操作で開閉ができます。

パネルカーテン 取り付け方

パネルとレール(メカ部分)が1つのセットになっているパネルスクリーンです。

②フックをつかって取付ける

パネルカーテン フックタイプ

パネルスクリーンの2つ目の取り付け方は、フックをつかってパネルを設置する方法です。

この場合は、既存のカーテンレールを利用することができます。

平行する2本のレールのリングランナー(輪っか)に、パネルスクリーンの端についたフックを引っかけて取り付けます

パネルの専用レールが不要なので、スクリーンだけを購入すれば既存のカーテンレールに手軽に取付けることができます。

パネルカーテン 取り付け方

パネルを直接スライドさせて開閉します。

パネルカーテン

パネルを左右に開いた状態

パネルカーテン

4枚のパネルを閉じた状態

このように、2通りの取り付け方法がありますが、使い方はどちらも同じで横方向にスライドさせて使います。

パネル1枚あたりの製作サイズは約30cm~80cmで、窓の横幅に対して2枚~6枚のパネルを取り付けることができます。

1cm単位のオーダーが可能です。

パネルスクリーン・間仕切りとしての活用

パネルカーテン

パネルスクリーンは、空間の間仕切りにも活用することができます。

オーダーカーテンの豊富な素材の中からデザインや色を選べるので、インテリアの一部として考えれば柄選びも楽しくなります。

その他にも、クローゼットの扉をパネルスクリーンに替えるとセンスアップしたり、収納家具の目隠しやデッドスペースに採用するとモダンなインテリアに早変わり!

見ためもお洒落ですっきりした印象になります。

また透け感の美しいオパールプリントの素材を選べば多彩な表情が楽しめ、ライティングを工夫することでも、床や壁に映り込む光のデザインをドラマチックに演出することができます。

まとめ

パネルスクリーンは、1台のレールに好きな色や柄を組み合わせてオリジナルのスタイルを楽しむ事もできますし、生地によって色んな表情を魅せてくれます。

モダンな空間演出に、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。

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