防カビレース|結露しやすい窓のカーテン対策とお手入れ方法

防カビ

カーテンにカビがついてしまった経験ありませんか?

結露しやすい窓にはカビが生えやすくなり、気がついたらレースカーテンに黒いポツポツが…とお悩みの方もいらっしゃると思います。

カーテンについてしまったカビは強力洗剤で落とす方法もありますが、そもそもカビがついてしまう前に対策をしたいものです。

そこで今回は、カビがつきにくいレースカーテンのご紹介と、付いてしまったカビのお手入れ方法についてお伝えします。

防カビレースカーテン

防カビ レースカーテン

防カビレースカーテン(川島織物セルコン・ME2547)

川島織物セルコンの防カビカーテンは、カビの生育を抑える加工を施してあり、非流出系で耐性菌ができにくい薬剤を使用しているので効果の持続が期待できる商品です。

特殊な加工で、結露しやすい窓のカーテンに付いてしまうカビの発生が抑えられ、忌避効果を兼ね備えたメカニズムによって、耐性菌ができる可能性を低くする特徴があります。

カーテンにカビが発生する原因

カーテンに厄介なカビが発生してしまう原因は、冬場の外気に冷やされた窓ガラスと、暖房器具で暖められた室内の温かな空気がぶつかり、水蒸気となって窓に付着し結露をおこすためです。

この結露をそのままの状態にしておくと、湿気や酸素、ほこり等でカビが繁殖する原因になり、当然ながら窓ガラスに近いレースカーテンにも付着するため、いつの間にかカビが黒っぽいシミとなってあらわれます。

一度ついてしまったカビをそのまま放置しておくのは、特に注意が必要です。

アレルギーの原因といわれるカビの細かな粒子が部屋に舞い、汚れた空気を吸い込むことになるので健康上にも悪影響があります。

ましてや小さいお子さんがいるご家庭ではなおさらです。

結露しやすい窓のカーテン対策

このように、いつの間にかカーテンについてしまっているカビ(黒いポツポツ)の原因は結露で体にも悪いことが分かります。

お掃除など早めのお手入れをすればカビを最小限に抑えることはできますが、忙しい日々の中では毎日こまめなお手入れが難しいこともあるでしょう。

なので結露しやすい窓の対策には、予めカビをつきにくくする「防カビカーテン」が効果的です。

このように、防カビカーテンはクロカビやアオカビに強く、一般的なレースカーテンと比較しても非常に効果が得られやすいと言えます。

結露の多い窓には、こまめなお掃除と防カビカーテンを使用することで、かなり大きい確率で悩みが解消されると思います。

※《防カビ加工に関するご注意》

カビの生育抑制効果が期待できるのは生地上に限ります。病気の治療や予防の効果はありません。また全てのカビを死滅させるものではありません。高温・多湿、栄養分(汚れ等)がある環境下ではカビが発生する場合があります。防カビカーテンの効果は試験菌の場合であり、それ以外のカビでは効果の有無は確認できておりません。

カーテンに付いてしまったカビを落とす方法

カーテンにカビがついてしまった場合には、どうすればいいのでしょうか?

カビキラーでカーテンのカビを落とす

カーテンに既に付いてしまったカビを落とすには、カビキラーが効果的です。
塩素系の漂白剤や重曹を使う方法もありますが、身近な洗剤をつかった一番手っ取り早い解決方法になります。

必ず手袋とマスクを着用する

ゴム手袋やマスクは必須です。また万が一のために汚れてもいい服で作業しましょう。

窓を開け換気扇を回す

カビキラーを使うときは必ず窓を開けて換気扇を回します。

大きめのビニール袋を用意する

まずレースカーテンをとりはずず前に、カビの粒子が飛散しないよう使い捨ての大きなビニール袋に入れます。
※そのまま外すと、部屋中にカビのアレルギー物質が飛び散ってしまうので慎重に作業します。

レースカーテンを取り外す

カーテンの裾からビニール袋をかぶせた状態で一旦テープやひもで縛ります。
そのあと、レールからレースカーテンを取り外し、アジャスターフックもはずします。

洗い場に移動する

洗い場に移動して、ビニール袋からカーテンを取り出します。

たらいや大きめのバケツにぬるま湯を溜めてカーテンを浸す。

カビキラーを吹き付ける前に、必ず水やぬるま湯に浸します。(浴槽でもOK)

カビにカビキラーを吹き付ける

カビにめがけてカビキラーを吹きかけ、度合いに合わせて10分~30分程度おいてから軽くゴシゴシと洗います。
※長すぎるとカーテンの繊維を痛める可能性があるので、30分程度が目安です。

ぬるま湯で洗い流しながら軽くもみ洗い

ぬるま湯をかけて成分を流しつつ軽くもみ洗いします。このとき繊維を傷めないよう優しく洗います。

洗濯機で洗う

洗濯機で普通に洗います。(洗濯ネットに入れるのがおすすめ)

カーテンレールに吊るして乾かす

すすぎまで終わったら、かるくシワを伸ばしながらカーテンレールに吊るしてそのまま乾かします。

※防虫レースカーテンについては、こちらの記事を参考にして下さい。
防虫カーテンはこちらからご覧いただけます。

※花粉キャッチレースについては、こちらの記事を参考にして下さい。
花粉キャッチレースカーテン|特徴と効果について

まとめ

今回は、カビを未然に防止するレースカーテンについてご紹介しました。

カビの原因である結露を防ぐには、こまめなお掃除が必要です。

暖房器具を使ったあとの結露の水分はしっかりとふき取り、カーテンが濡れないように工夫したり、風通しを良くして湿気を溜めないなどの対策も必要です。

カーテンのカビにお悩みのときには、洗剤を使ってお掃除する方法もありますが、カビを発生を抑える「防カビレースカーテン」に目を向けてみるのも快適さにつながるかもしれません。

防カビ用のレースカーテンは、大手通販サイトでも格安で購入することができますので参考にしてみて下さい。

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